銀聯カードの決済サービスを始める
神戸商工会議所は27日、会員の小売業者らに、中国で普及している「銀聯カード」の決済サービスを始めると発表した。神戸を訪れる中国人観光客の利便性を高めて、地域商業を活性化する狙い。全国の商議所で初の取り組みという。
銀聯カードは、中国で最大の加盟店ネットワークを持ち、約26億枚を発行。日本でも大手百貨店やドラッグストアなど約6万店で使えるという。
神商議は現在、大手クレジット各社と提携し、会員の約1200店舗に決済サービスを提供。銀聯の決済機能を加えることで、初年度は新規を含めて230店舗ほどのサービス利用を見込む。
1月10日からスタート。通常は5~6%程度の加盟店手数料率を3・7%とし、端末も無償貸与する。ほかに登録料が必要。神商議は「銀聯カードの利用者の決済額は、日本人平均の3倍」として、会員の小売業者らに利用を呼び掛ける。(松井 元)
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日時:2011年12月30日 03:51