帰化申請の流れ
兵庫県神戸市の行政書士 楊 建亮です。
先日大阪の中国人の方から帰化申請の相談がありました。
聞くと帰化申請の流れをまったくわからないとの事。
早速帰化申請の流れを説明してあげました。
①法務局へ相談
帰化申請が可能かの目安や提出書類の指示を受けます。
相談時には外国人登録カード、パスポート、戸籍謄本及び訳文(ある場合)を持参します。
②行政庁からの書類の取得及び申請書類の作成
行政期間から取得した書類の期限は3ヶ月ですのでお気をつけ下さい。
③法務局へ申請書類の提出
提出の際に受付票を受領します。
受付票には申請日、受付番号、担当する法務官の氏名が記載されています。 これは法務局に連絡をする際、必要になりますのでなくさないようにしてください。
④法務官によるインタビュー
申請人によって異なりますが1回~3回程度、法務官による面接があります。予定日の2週間程度前に郵便か電話で連絡が来ます。
都合が悪ければ変更もできますがスムーズな申請のため無理のない日程を調整しましょう。
⑤結果通知
帰化申請の基本
兵庫県神戸市の楊国際法務行政書士事務所代表楊建亮です。
帰化申請とは、外国人の方が法務大臣の許可を得て、日本国籍を取得し、日本人になるということです。
もちろん、望んだからといって、誰でも簡単に帰化が認められるわけではありません。
また、日本は二重国籍を認めておりませんので、日本国籍を取得することは、同時に、元の国籍を失うことを意味するのです。
未成年の二重国籍者も、成年に達するまでに国籍を選ばなければならないことになっています。
この許可を受ければ、あなたは一人の日本人として新たな人生を始めることになりますが、帰化は、永住とは異なり、一つの家族内で国籍が異なることは好ましくないとして、できる限り、家族ぐるみで申請することを勧められています。
申請先は、入国管理局でなく法務局となります。
また、入国管理局とは異なって、必ず本人が出頭し、担当官と面接しなければなりません